10月25日(木)17時、まもなく2018年度ドラフト会議が開催されます。
大阪桐蔭の根尾昂くんに対して競合が起こり、金足農業の吉田輝星くんが単独指名の1本釣りになるのでは?と、朝からワイドショーなど報道番組が賑わっていました。
毎年ドラマが生まれるドラフトですが、TBS系で放送される「ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう」で起こるドラマもすっかり定着してきましたよね。
「お母さんありがとう」では、球団と選手の関係や裏話だけでなく、ご家族やチームメイトとの絆などが垣間見れるのでとても楽しみです。
感動秘話が多すぎて、時に視聴者より批判的にも見られてしまう番組「お母さんありがとう」ですが、今年はどの選手が特集されるのか、また生中継で出演する選手およびご家族は誰なのか?
気になるところです。
また、番組を見た感想やネットでの評判もチェックしてみました。
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ドラフト会議終了後に放送「お母さんありがとう」
2010年から放送開始になった『緊急生特番!お母さんありがとう』も今年で9年め、中居正広さんが司会を務められるようになってから7年になります。
中居正広さんは少年時代から野球が大好きな方で、よくプロ野球選手のものまねをされたり、野球の話を始めると止まらない印象があるので、ドラフトの選手たちに対してもすごく熱い想いを持って司会進行されるのではないかと思います。
放送内容ですが、宣伝動画の冒頭はこんな文言から始まります。
「今年もまた運命の瞬間がやってくる。親子の人生が変わる瞬間に巻き起こるドラマを日本全国から生中継。生の感動をお届けします。」
この言葉だけでも、それぞれドラフトにかかる選手たちに背景・ここに至るまでの経緯があり、それは決して険しい道のりでなかったことが感じ取れますよね。
ちょっとドキドキします(><)
中居正広さんとともに番組に出演されるのは以下の方々。
・古田敦也さん
・上地雄輔さん
・松本伊代さん
・井森美幸さん
・松木安太郎さん
・江藤愛アナウンサー
江藤アナウンサーはおそらく進行のサポートをされると思いますし、古田敦也さんや松坂大輔さんとタッグを組んでいた上地雄輔さんはまぁわかりますが。。
なぜ松木安太郎さん?
松本伊代さんや井森美幸さんって野球にゆかりがあったかな?
番組を見ながら、検証したいと思います。
【追記】
松本伊代さんは息子さんが野球をされているから、井森美幸さんは高校野球の試合を1シーズンに何度も足を運ばれるほどのファンだということがわかりました。
「お母さんありがとう」で取り上げられた選手は
放送開始から取り上げられた選手を順番にあげました。(敬称略)
1)東洋大学 中川圭太・・『13年間隠し続けた嘘』両親が離婚。PL学園野球部が廃部になっても、お母さんに恩返しをするために絶対にプロになる!と諦めずプロ志望
→オリックス7位指名
2)金足農業高校 吉田輝星・・・大学進学の予定が甲子園準優勝をきっかけに心が揺れ、ご家族(特にお父さん)との話し合いを続けた結果、66日かけてプロへの道を決意
→日本ハム1位指名(1巡目2回目)
3)HONDA鈴鹿 平尾奎太・・・難病と診断されたにも関わらず、死を覚悟しながら野球をやめないために闘病→病を克服!
→ドラフト指名ならず
4)横浜高校▶明治大学 渡辺佳明・・・祖父が横浜高校を強豪チームに育て上げた名監督(孫のお話というよりも監督と奥様の奮闘記でした)
→楽天6位指名
5)天理大学 田中秀政・・・母が病死。「息子に心配をかけさせたくない」「野球に集中してほしい」という願いから、息を引き取るギリギリまで重病であることを伏せていた。
→氏名ならず
「お母さんありがとう」を見た感想
一生懸命野球をやってきて、プロ野球選手を志望しつつも夢破れていく人もたくさんいる世界。
そんな選手の皆さんの人生の岐路を映像を通じて見せていただき、我々も気持ちを共有する訳ですから、つい力が入ってしまいます。
【追記(感想)】
本当に、各選手いろんな背景を背負ってこの日を迎えられているんだなぁと感じました。
そして、みんな真面目で優しい選手ばかりでした。
素敵な選手ばかりだったので、『指名が入って、プロで活躍してほしい!」と思いましたし、何なら『こうやって取り上げられるくらいだから、指名が入る確率が高い選手をクローズアップしたのでは?』とちょっと色眼鏡で見ている部分もありました。
しかし。。。現実はとてもシビアというか、残酷というか(涙)。
印象的だったのは平尾投手で「野球がやれる場はあるので、今後も諦めずプロに進めるように頑張る」というような発言をされていて、めちゃくちゃかっこよかったです。
ドラフト指名から交渉に入る選手にはぜひプロとして活躍していただきたいし、残念ながら指名メンバーに入らなかった方にも諦めていない限り、実績づくりを頑張っていただきたいと思います。
「お母さんありがとう」を見たネットの評判は?
「どの球団が交渉権を獲得するのか?」だけに興味がある人にとっては「そういうお涙番組は要らない」と思う人もいるようですが、毎年放送されているということは期待している人数の方が多いのではないかと思います。
【追記】
番組終了後ざっとネットを追いかけてみると、野球人気が下がりつつあると言われていても、やはりドラフトって注目度が高いんだな、と感じました。
いちばん多かったのは、元同じ高校でチームメンバーである阪神の藤浪晋太郎投手と同じチームで活躍してほしかった!という声だったような気がします。
2017年年末には、阪神タイガーズのスカウトが平尾投手をドラフト指名のリストに上げたらしいとスポーツ紙が報じたのを事前に見ていたので『情に任せて指名メンバーを決めるのは良くないけれど、そんな報道が出たら選手たちがぬか喜びしてしまうのだから、もっと慎重に行動するか、もしくは指名してあげてほしかったな・・』と、これが悔しかったです。
個人的には野球に詳しくない人でも、こういう番組をきっかけに野球選手に関心を持ってもらい、プロ野球が盛り上がればいいんじゃないかなと思っています。
球団と交渉が成立した選手のいち早いご活躍を楽しみにしています!