初詣で近江神宮に行きました。
ここは『ちはやふる』というコミックがブレイクしたことで知名度が上がり、後にアニメ化や実写映画化され、ちはやふるの聖地とも言われています。
訪れる際、グルメ情報をネット検索してみたところ「そこは全然近くのグルメスポットじゃないだろw」っていう距離のお店が入ったサイトばかりだったので、近江神宮から本当に近い近江神宮周辺のグルメ情報と近江神宮の観光スポットについてご紹介します。
神々しい空間でとても良いところだったのですが、行き方(アクセス)がちょっとわかりにくく微妙だったので、併せてまとめました。
近江神宮周辺のグルメ情報
近江神宮のそばには電車が通っていて「近江神宮前」という駅が存在するほどなので、交通の便が良い神社だと思うのですが、近江神宮周辺は繁華街というよりは住宅街にある神社という感じなので、すぐそばにはほとんど飲食店がありません。
大津京駅周辺まで移動すれば、和洋中ジャンル問わずお店が揃っていますし、京阪沿線にまで範囲を広げるとおすすめのお店はいくつもあり、ぐるナビや食べログにも掲載されているのですが、今回は近江神宮から徒歩圏内で行けるグルメスポットをご紹介します。
境内
◆善庵
境内にお蕎麦屋さんがあります。徒歩5分圏内には食事処がないので、あまり時間がない方にはこちらでお召し上がりになることをおすすめします。
休憩も出来ますし、手打ち十割そばが食べられます。
近江神宮から徒歩10分圏内
◆ZOO
ご近所でも美味しいと有名なカフェです。
ランチは1000円と1500円、ディナーも好評です。
少し入り組んだところにあるのと、駐車場スペースが3台分しかないこともありかなり隠れ家的な感じです。
住所:滋賀県大津市二本松10-15
電話:077-522-7718
◆喫茶じんぐう
距離的には近江神宮から一番近いのはここではないかと思います。
軽食もありますが、ランチというよりは喫茶としての利用がおすすめです。
住所: 〒520-0014 滋賀県大津市柳川1丁目8−2
電話:077-521-3960
境内でキモノ体験ができる!近江神宮の観光情報
近江神宮は天智天皇を祭神としていて、神徳としては「時の祖神~開運・導きの大神、文化・学芸・産業の守護神」なのだそうです。
初詣に選んで良かった!しっかり開運祈願をしました。
お参り以外に目を引くものがあったのでこちらもご紹介しておきますね。
KIMONO体験~近江神宮衣裳部
境内に入る手前に「KIMONO(キモノ)体験」の看板を見つけました。
近江神宮には挙式を行われる方向けや七五三用に貸衣裳を提供するところがあり、そこで気軽に和装が楽しめるような企画を立てられたようです。
着付けしやすい工夫がなされている上にスタッフの方がサポートもしてくださって、料金は1時間以内に返却すれば500円で楽しめます。
また、袴姿でなら大津市内観光にも出られるようで、3時間まででレンタル料1, 000円だそうです。
あまり知られていないのですが、滋賀県は京都よりもお寺の数が多いですし、京都のように人混み溢れている感じではないので袴スタイルでの神社仏閣めぐりは楽しいのではないかと思います。
競技かるたの聖地で千早ちゃんや広瀬すずさんになりきってみてはいかがでしょうか。
稀にお休み期間があるようなので事前にキモノ体験レンタルまで、お問い合わせしておかれることをおすすめします。
時計館宝物館
楼門を入ってすぐ左手に見えます。
近江神宮に祀られている天智天皇と時刻が関係していることから設立されているようです。
わが国の時刻制度は、今をさかのぼること1350年の昔、天智天皇の御代に大津の都に漏刻(ろうこく)を設置され時間を知らされた御事績に始まります。漏刻とは水時計のことであり、日本書紀には、初めて漏刻(ろうこく)を用い鐘鼓を鳴らして時を知らされた、と記録され、時の記念日の由来ともなりました。
昭和38年、近江神宮時計博物館は、わが国最初の時計博物館として、日本の時刻制度発祥の地に設けられました。平成22年4月、近江神宮御鎮座70年を期して改装し、「時計館宝物館」として新装開館、その後、27年に屋根の銅板を葺き替えました。
館内以外でも漏刻や古代中国で使われていた古代火時計(ロレックス社奉納)、日時計を見ることが出来ます。
あまり頻繁に訪れる感のない近江神宮ですが、とても神聖な気持ちになれるパワースポットです。
行かれたら是非満喫してください。
駅からわかりづらくて迷う!近江神宮への行き方(アクセス)
近江神宮周辺で何かご飯を食べる予定にされているのであれば、当然近江神宮までの行き方・アクセスについてチェック済みかもしれません。
しかし、最寄り駅から近江神宮が見えないこと、そもそも最寄り駅へのアクセスが限定されているので、念のためご紹介しておきますね。
近江神宮の”本当の”最寄り駅は、京阪石山坂本線の近江神宮前駅なのですが(そのままw)、この京阪はいわゆる関西近郊の方が想像されている京阪電車とは路線が違っている、かなりのローカル線なので、この路線および駅を利用して近江神宮へ向かう人はあまりいないと思います。
単純に近江神宮に行くことだけを目的にされる方は、ほとんどJRを利用して近江神宮に行かれます。
JRを利用する場合はJR湖西線大津京駅で下車していただき、徒歩15分から20分くらいで到着、タクシーならおそらく5分かかりません。
大津京駅降りてすぐのところにタクシー乗り場もあります。
もしくは。
JR大津京駅から徒歩2~3分のところに京阪大津京駅(旧 皇子山駅)があります。
前出でご案内したローカル電車です。
京阪大津京駅から1駅(170円)乗り、近江神宮前駅まで行くこともできます。
京阪大津京駅から近江神宮前駅から近江神宮へ向かう場合、駅に降り立つと『ちはやふる』の看板が出迎えてくれます。
また、反対側のホームにも近江神宮への案内看板が立ててありました。
看板にも記載されていますが、近江神宮までは近江神宮前駅から徒歩5分(※)くらいです。
※近江神宮のホームページには9分と記載されています。おそらく正面の鳥居までは5分、境内にたどり着くまでには9分、ということではないかと思います。
ここから近江神宮に向かう道中には、案内板など一切見なかった気がするので、迷うと5分ではたどり着かないかもしれません。。。
近江神宮はちはやふるの聖地で競技かるたの殿堂
アクセスのご案内でお気づきのことかと思いますが、かるたの殿堂・聖地と言われている近江神宮はかなり『ちはやふる』を推しています。
私は深夜に放送されていたテレビアニメ版『ちはやふる』を見ていましたし、実写も何度か地上波で放送されたので、近江神宮の存在を知っていました。
ちはやちゃんと仲間の関係性がとても素敵だったり、時に恋バナが登場したり、いろいろとワクワクする物語ですよね。
コミックの時点でかなり人気のあった作品だったと思いますが、広瀬すずさんが主演を務められたことで一気に知名度上がったと思います。
実写版『ちはやふる』の公開時(2016年の春)の取材会見場所が近江神宮で、広瀬すずさんだけでなく共演者の野村周平さんも来られたことでも話題になりました。
近江神宮はあくまでも競技大会の会場・目標の地で、物語の主な舞台はちはやちゃん達が住む東京なので、近江神宮やその周辺が頻繁には登場する訳ではないのですが、物語の象徴という感じで使われていて、宣伝動画の始まりも近江神宮がババーン!と登場するので、この近江神宮・楼門の光景を目の前にした時にはテンションが上がりました(*^^*)。
ちなみにですが『ちはやふる』はDVD 、Blu-ray化されています。
【ちはやふる 上の句】
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【ちはやふる 下の句】
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【ちはやふる 結び】
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※聖地をアニメのシーンと比べたい方必見のブログを見つけました☆
アニメ聖地を巡礼されている方のブログを発見しました。
シーンごとに撮影されていて、とてもわかりやすいので気になる方はこちらの方のブログもチェックしてみてください!
ちはやふるで活性化!おみくじやラッピング車両も
近江神宮に到着すると正面の鳥居(一の鳥居)の前でも『ちはやふる』の看板がお出迎えしてくれます。
本当に”ちはやふる推し”なのがわかりますよね。
さらに境内では「ちはやふる」おみくじが販売されていました。
それから。近江神宮前駅がある京阪石山坂本線では、数本に1本「ちはやふる」のキャラクターが描かれたラッピング車両に乗ることが出来ます(↓※追記あり↓)。
外観だけでなく内装も主人公の綾瀬千早ちゃんを筆頭にアニメキャラクターが描かれていますし、車内では千早ちゃんの声でアナウンスも流れます。
京阪電車のサイトには「京阪電車×ちはやふる」の専用ページ(※)がありました。
(※宣伝期間が終わったのか、専用ページはなくなりました。京阪電車はラッピング車両に力を入れていらっしゃるようで以前はアニメ「けいおん!」のラッピング車両を見かけたこともありますし、最近では関西の放送局ABC朝日放送のラッピング車両も見かけます。)
運よくラッピング車両に遭遇出来なかった場合、もうひとつラッピング車両を見られる可能性が近江神宮前駅にあります。
近江神宮前駅の隣に車庫があるため、全ての車両が運行している時間帯でなかったら、停まっているラッピング車両をじっくり見ることが出来ます。
じっくり撮影したい方にはおすすめポイントです。
【※追記】
2018年に再度訪れた際には、ちはやふるのラッピング車両は見られませんでした。