台風24号の接近・上陸が心配される中、台風に変わる可能性のある「たまご」たちが発生したようです。
しかも3つも!台風25号・台風26号・台風27号に発達しうるというのです!
日本へ接近、もしくは上陸ということはありえるのでしょうか。
進路がとても心配です。
※2018年10月に発表された熱帯低気圧については別途記事を投稿しました!
台風26号2018発生に伴う進路予想~日本接近上陸の可能性は?
台風のたまごとは?
まず。そもそも、台風のたまごってどんな状態のことを言うのかが気になりました。
「台風のたまご」とは、まだ台風と呼ぶほどには発達していない「熱帯低気圧」のことをそう呼ぶのだそうです。
では【熱帯低気圧とは?】
ウィキペディアによると
熱帯から亜熱帯の海洋上で発生する低気圧のことである。
強い風と雨を伴うため、しばしば甚大な気象災害をもたらす。
その進路や勢力は季節によって変化し、温帯にまで移動し被害をもたらすこともある。
台風、ハリケーン、サイクロンなどは、強い熱帯低気圧に対してその位置する海域別に与えられている名称である。
【”発達する”前と後の違いとは?】
つまりは台風と台風のたまごの違いということになりますが、これは最大風速が基準になっていました。
↓ひとつ下の項目↓にも最大風速について触れていますが、17メートル秒速以上になると「台風になる」ということです。
【台風・ハリケーン・サイクロンの違いとは?】
気象庁のホームページにこのように書かれていました。
熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、
なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。
元は同じ「熱帯低気圧」条件などによって呼び名が変わる、ということなんですね。
では次に、台風として発達したら、必ず日本に影響があるのでしょうか?
台風のたまご・25号、26号、27号の日本接近の可能性は?
8月の台風15号~18号がそうであったように、すべての台風が日本に接近するわけではありません。
台風の勢い次第では進路が逸れても、九州・沖縄あたりは本州に比べると暴風や雨の影響を受けたりするかもしれませんが、その程度というケースもあります。
(↓こちら↓の記事の中に台風15号から18号についてを書きました。よろしければご参考になさってください)
台風19号(2018)の日本への接近はいつ?進路や上陸の可能性も
ただ、このまま日本に向かって進んでくると台風にまで発達してしまう可能性が高いのだとか。
理由は、近海の海水温度が高いと台風に発達しやすいから。
海はなかなか温度が上がりにくく、あの夏の猛暑が今頃繁栄してくるのだそうです。
海水の温度が上がると雲が出来やすい、雲ができると太平洋高気圧の流れに乗ってやってきた台風の勢力が増す、という仕組み。
温暖化も影響しているのですかね・・?
【追記】
台風25号が発達のうえ日本に向かってくる可能性が上がっているようです。。
【2018.10.4追記】
9月29日、たまごは台風25号に発達しました。
台風24号に比べると太平洋高気圧と偏西風の関係性により、さほど日本列島に向けて急カーブする様子はありません。
予想ではより北西に進路を取っているみたいです。
しかしながら、10月6日頃ってまた週末ですよね。
しかも3連休です。
九州沖縄への旅行を予定している方も少なくないでしょうし、台風が直撃ではなくても雨風の影響はあるでしょうから心配です。
今後の状況を引き続きチェックのうえ、追記していきます。
※2018年10月に発表された熱帯低気圧については別途記事を投稿しました!
熱帯低気圧(たまご)が台風26号2018に?日本に接近はある?