2018年9月には日本に台風が続々とやってきて、もうそろそろ落ち着いたかと思っていたのですが、また台風のたまごと呼ばれる熱帯低気圧になりうるまとまった雲が見つかりました。
そして10月22日午前3時、熱帯低気圧が発達!台風26号が発生しました。
日本接近など影響があるのか?が気になるところです。
そもそも10月下旬とか11月に台風って日本に向かってくるものなのでしょうか?
夏から9月にかけての復旧作業もありますし秋の行楽シーズンもあるので、とても気になるところです。
熱帯低気圧(台風のたまご)から台風26号に発達!
マーシャル諸島にて積乱雲群がまとまり、ゆっくりと西に進路を取っているうちに台風に発達しました。
涼しくなり海水の温度もいよいよ下がってきて、台風も来なくなるだろうと安心していたのですが。。
熱帯低気圧、いわゆる台風のたまごから台風26号になりました。
台風28号と勘違いされていた台風26号
9月末に台風25号が発生した際、「台風のたまごがあと2つ存在している」と話題になりましたが、結局それらは台風には発生しないまま収束したようです。
収束せず、そのまま台風にまで発達していたら台風26~27号になっていたので、今回の台風は28号と勘違いした方もいたようです。
しかし、たまごが台風になるまえに消えた場合、台風の数には含まれないので、今回の台風が『台風26号』ということになりました。
前出のウェザーニュースによると9月29日に発生した台風25号以来約3週間ぶりだそうです。
日本に住む私達の感覚として、3つの可能性を考えておいたら、今後に備え判斷ができると思います。
◆日本に影響があるケース(接近・上陸)
◆台風に発達しても、進路がそれて日本には影響がないケース
◆たまごから台風には至らないまま収束するケース
ちなみに台風のたまごと台風の違いについては↓こちら↓の記事にも書いたのですが、
台風のたまご(2018)25号26号27号が発生!進路は日本接近?
これは最大風速が基準になっています。
17メートル秒速以上になると「台風になる」ということです。
(気象庁のホームページ引用)
熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、
なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。
10月下旬でも台風は日本に来る?
こうなってくると今回に限らず、台風って秋とか冬でもやってくるものなのか・・が、気になります。
個人の記憶には残っていないのですがw、過去の記録を調べてみると、海水温度の関係から夏に(後半)に台風が発生しやすいだけ秋や冬でも発生するということがわかりました。
昨年2017年を例に見てみると最後に日本に被害をおよぼした台風は10月15日~23日くらいにかけて台風21号が到来しており、友人が東海道新幹線の中で6時間、缶詰状態になったと言っていました。
発生だけでみると12月に台風27号まで発生しています。
また2003年には伊豆諸島・小笠原諸島に、2004年12月には沖縄・奄美に接近していることがわかりました。
つまり気温が下がるとともに台風の数は減る、ただし接近など日本への影響は少ない、という感じのようです。
発生直後の予想では台風と日本列島の間に吹いている偏西風の影響で日本に接近する可能性は低いそうですが、10月はまだまだ油断できないようなので、引き続き気象予報に注意していきたいと思います。