もうすぐクリスマスですね。
クリスマスといえば七面鳥とクリスマスケーキのイメージしかなかったのですが、最近シュトーレンという名前を耳にしました。
シュトーレンとはどういうものなの?
とても気になりました!
そして簡単な作り方(作るタイミングも!)や食べ方、保存方法や日持ちなど知っておいた方が美味しくいただけるようなので併せて調べてみました!
シュトーレンとは?簡単な作り方
日頃あまり間食をしませんし、食べたことないものにチャレンジすることもめったに無いので、【シュトーレン】という単語を初めて耳にした時には「それって食べ物?」というレベルの無知でした(笑)。
【シュトーレンとは】
ドイツやオランダの伝統的な菓子パンで、クリスマスに食べられる食品だということがわかりました。
歴史が古く、起源は14世紀に司教へのクリスマスの贈り物だったこととされているみたいです。
それで”クリスマス=シュトーレン”なのですね。
語源は「シュトレン(ドイツ語で「坑道」)」
形がトンネルみたいなことから、そう呼ばれるようになったのだそうです。
では、どんなパンかと言いますと・・
生地(パンなので酵母入り)にレーズンや果物(レモンやオレンジ)のピール、ナッツを練り込んで焼き上げ、仕上げに粉砂糖が振りかけたもの
(材料にホットケーキミックスを使かったり、焼く時にホームベーカリーを使って作る方が多いようですが、こちらはかなり本格的!でも簡単そうです^^)
真っ白な粉砂糖は産着を着たイエスキリストを表しているそうですよ。
シュトーレンの食べ方・作るタイミング・美味しい時期
そして、パンにしてはちょっと珍しいというか、変わった食べ方をすることがわかりました。
クリスマスの前、約4週間さかのぼって焼き、クリスマスまでその変化を味わいながら少しずつ食べていくのだそうです。
日本のパンは焼き立てがいちばん美味しいとされていますし、少し日が経つと固くなるしカビも生えますよね。。
しかし、シュトーレンは「薄く」切って「ちょ~っとずつ」食べるものでした。
さらに「端から切るのではなく、ど真ん中にナイフを入れる!」という変わりっぷり!
しかし理由を聞いたら納得がいきました。
「真ん中から薄く切り分けた後、2つに分かれたシュトーレンを再びピッタリとくっつけて保存するからなのだそうです。
そして、好みもあると思うのですが一般的に美味しいとされているのは『熟成させておいて、いよいよクリスマス当日!』という時期のシュトーレンがいちばん美味しいと言われています。
しかしっ!!!
それは本場のお話なので、前項でおすすめするような手作りの場合や日本人に合わせてアレンジが加えられているシュトーレンはもう少し賞味(消費)期間が短いようです。
シュトーレンの保存方法や日持ちについて
先程「分かれたシュトーレン2つをピッタリとくっつける」と書きましたが、保存方法はこの後に続きがあります。
くっつけたシュトーレンをラップで巻いて固定した上で(さらにホイルで巻くのがオススメ)保存するのだそうです。
たしかにそうすることで、しっかり焼きあがったパンの表面しか表からは見えない状態で包まれるので中の部分が空気にほとんど触れないですよね☆
その後は常温保存で大丈夫だそうです。
(できれば日が当たらず、温度差がないところが良いかと思います)。
(※冷蔵庫で保管する場合には、冷蔵庫内の内容・特に匂いのキツイ食品が入っていないか確認する必要があるとのことでした。)
いずれにしてもラップとホイルでしっかり巻いておく方が長持ちしそう♪
そして、食べる時に温めると練り込んだバターやドライフルーツの香りがよくなるそうなので、是非試してみてください!
本場と同じような材料で作る場合、このルールに則って食べるようにするのであればクリスマスの約1ヶ月前から当日までが食べる期間となりますので、
「パンにしては随分日持ちがする」ということになりますよね。
理由はいろいろあるようなので、別途まとめてご紹介しますね!
賞味期限はだいたい1ヶ月、ただし長いものだと「3ヶ月」という商品も出てきているようです。。
これからますますシュトーレンの需要が高まりそうな予感です!
私も今年のクリスマスまでにシュトーレンに挑戦してみようかと思います^^