ここ数日の間にジャイアントパンダに関するニュースを見ていたら、パンダに会いに行きたくなりました。
パンダってなんであんなにかわいいのでしょうか。
見た目ももちろん可愛いのですが、私はパンダのしぐさがとても大好きなんですねぇ。
何時間見ていても飽きません(笑)。
関西の動物園で「どこに行けば(ジャイアント)パンダに会えるか」について調べてみました。
関西でパンダに会える動物園①「神戸市立王子動物園」(兵庫県神戸市)
パンダがイベント等ではなく長期的な研究目的として神戸にやってきたのは2000年だそうです。
中国から来たことくらいは知っていましたし、王子動物園には行ったことがありましたが、”目的があって一時的に来日している”という形態(いわゆるレンタルですね)であることは知りませんでした。
ワシントン条約の関係で売買が出来なくなったのだそうです。
「日中共同飼育繁殖研究」の目的で飼育されているとのこと。
それだけ大変なことなので、パンダの赤ちゃんに関するニュースは毎回話題になる、ということが分かりました。。
しかもレンタルは期限付きのようで、最初は2000年から10年間、その後5年くらいごとに協議の上延長がなされているようです。
現在、王子動物園にいるパンダはメス1頭で名前を「旦旦(タンタン)」と言います。
現在21歳だそうです。
2010年まではオスの「興興(コウコウ)」と2頭いたのですが、繁殖過程が上手くいかず当時14歳で天国へ。
以前、私が訪れた時は2頭いた気がします。
おそらく興興だったと思うのですが、とっても食いしん坊で夢中で笹を食べていたのを覚えています。
ひとしきり食べ終わると、今度は木製のデッキで遊んだりプチ竹林の竹によじ登ったりして遊んでいました。
一緒に見ていた友達と「そんな細い竹に登ったら、絶対竹折れちゃう~!(笑)」と言ったか言わないかのうちに、案の定竹が折れ、地面にゴロン。
「中に人が入っていてわざとやっているんじゃないか」と思うくらいあざと可愛くて、遠足に来ていた幼稚園児が通り過ぎていっても尚いつまでも眺めたのを覚えています。
パンダの繁殖は本当に大変なうえに、継続的に研究することはかなりの経済的負担ではあるようなのですが、いつまでも神戸でパンダに会える環境が続けば良いなぁと思いました。
【神戸市立王子動物園】
住 所:兵庫県神戸市灘区王子町3-1
アクセス:阪急神戸線「王子公園駅」徒歩3分
王子公園駅は各駅停車しか停車しません。
(例)阪急梅田駅からの場合
① 阪急梅田駅―(特急利用)―西宮北口駅―(各駅停車に乗換)―王子公園駅(約30分)
② 阪急梅田駅―(普通(各駅停車))王子公園駅(約40分)
※乗車時間のタイミングでどちらのパターンが早いか変わります。
(例)阪急三宮駅からの場合
① 阪急三宮駅―(普通(各駅停車))王子公園駅(4分)
※ その他にも、王子動物園へはJR「灘駅」阪神電車「阪神岩屋駅」からも歩いて行くことができます。
大阪や三宮など阪急電車の駅がある場合には極力阪急を利用することをおすすめします。
駐車場:王子公園の駐車場を利用(30分ごとの時間制)
(乗用車の場合)
0~2時間までの30分につき | 150円 |
2~4時間までの30分につき | 100円 |
4時間を超える30分につき | 50円 |
休園日:毎週水曜日(祝日にあたる場合のみ開園)、年末年始
営業時間:開園午前9:00/閉園午後【11月~2月・午後16:30】【3月~10月午後・17:00】
入園料:大人600円/中学生以下は無料!!(その他割引制度あり)
その他:
【パンダ展示場所】正面ゲートを直進、左手にパンダ館があります。
【食事時間】午前10:00、午前11:45、午後13:30、午後15:00(室内)
関西でパンダに会える動物園②「アドベンチャーワールド」(和歌山県)
「動物園」というよりはテーマパークですね。
動物が観られるエリアも「サファリパーク」のイメージに近く、他に水族館や遊園地のエリアもあるので、1日では回りきれないくらいの広さです。
動物飼育数もとても多く、パンダも8頭います。
成長過程において研究内容が違うのか、飼育されている施設も『パンダラブ』エリアと『ブリーディングセンター』と2つに分かれています。
繁殖成功率も高く、2016年9月に生まれた赤ちゃんパンダのニュースで話題になっていたのも、このアドベンチャーワールドです。
以前にも2014年に双子のパンダが誕生したことで話題になりました。
アドベンチャーワールドのサイトには8頭の家系図が掲載されているので、親子関係を把握して会いに行くと楽しみが増えるかもしれませんよ。
(パンダの家系が詳しく分かるアドベンチャーワールドのプロフィールページはこちらからどうぞ。)
そして、パンダたちの公開時間スケジュールが下記の通りになります。
エリア名 | パンダ名 | 公開時間 |
パンダラブ | 「海浜」「優浜」「桜浜」「桃浜」 | 9:30~17:00 |
ブリーディングセンター | 「永明」「良浜」「陽浜」 | 9:30~16:00 |
ブリーディングセンター |
結浜(ゆいひん) |
9:45~15:00 |
※パンダラブの「桜浜(おうひん)」「桃浜(とうひん)」が双子パンダです。
またアドベンチャーワールドは単純にパンダに会えるだけでなく、「もっとパンダについて学んでもらう」為のアトラクションも充実しています。
①『もっと知りたい!パンダ塾』
ジャイアントパンダの生態や繁殖研究について学習できるツアーです。
パンダ達が暮らしている希少動物繁殖センター「パンダラブ」の施設見学を行いながらスタッフがレクチャーを受けます。
(バックヤードでのジャイアントパンダとの対面は含まれてないそうです。)
● 購入方法:事前WEB予約または当日開園後20分間
● 所要時間:約40分(14:00~14:40)
● 料金:一人2000円(入場料金別)
● 定員:30名
その他詳細はこちらのパンダ塾詳細ページへどうぞ。
もうちょっとパンダと親密になりたい方はこちらのツアーがおすすめです。
②『パンダラブツアー』
希少動物繁殖センター「パンダラブ」のバックヤードへご案内。今までにない間近での対面が実現!
● 購入方法:事前WEB予約のみ
● 所要時間:約50分(12:20~13:10)
● 料金:一人7000円(4歳以上有料・入場料別途)
● 定員:15名
パンダに会えるアトラクションも豊富なので、サイトのモデルコースなどをチェックして、時間を有効的に使って楽しんでください。
【アドベンチャーワールド】
アクセス:
(電車の場合)JR白浜駅から路線バスで10分
① JR京都駅から白浜まで:紀勢本線特急で約2時間50分
② JR大阪駅から白浜まで:環状線で天王寺駅まで、天王寺駅から紀勢本線特急利用、約2時間20分
(飛行機の場合)南紀白浜空港から路線バスで5分
※ その他に高速バスも運行しているようです。
駐車場:あり(普通車1200円/1日)
休園日:不定休(アドベンチャーワールドの営業カレンダーおよび営業時間はこちらからどうぞ。)
営業時間:開園午前9:30/閉園午後17:00(※原則、です。行かれる際は営業カレンダーをご確認ください。)
入園料:大人(18歳以上)4100円/中人(中学生・高校生)3300円/小人(幼児・小学生)2500円(その他割引制度、二日券・年間パスポートあり)
パンダのかわいい画像をどうぞ!
見ていて癒されるのでかわいい画像をただ載せておきます(笑)。
寛ぎながらも笹を食べているのはお母さんパンダでしょうか?
赤ちゃんパンダの後ろ姿がかわいすぎますね。
遊具で遊ぶ姿もかわいいです。
「パンダといえば、東京の上野動物園」のイメージが強い方もいらっしゃるかと思いますが、関西でもパンダには会えます。
しかしながら、ジャイアントパンダに会えるのは全国で3ヶ所というのには驚きました。
世界的にパンダの数は少しだけ増えているようですが、もっと日本の子供たちにパンダに触れあえる機会が増えたら良いのにな、と思いました。