秋篠宮ご夫妻の長女で、最近ご婚約されたことでも話題の的になった秋篠宮眞子さまですが、
現在ブータン王国をご訪問されていますね。
地理が苦手なわたくし、恥ずかしながらブータンの場所がどこなのかすぐには分かりませんでした。
そして、ブータンがなぜ「幸せの国」と言われているのかも気になり、その理由と関連するGNHについて調べてみました。
ブータンって世界のどこにある?行き方(アクセス)は?
バカでしかないというか、知識・常識が無さすぎと言いますか。
「ブータン王国」という名前は知っていましたが、
実は今回の眞子さまご訪問に関する報道がなされるまでブータンが世界地図のどこに位置するのか、ちゃんとは分かっていませんでした。
そこで”いつもお世話になっているグーグルマップさん”に尋ねてみたところ、こんなところにありました。
もしブータンに行くとしたら・・ということで行き方・アクセス方法を調べたところ、
日本から直行便は就航されておらず、経由便でよく利用されるのが
● 日本(東京・大阪・名古屋・福岡)~タイ(バンコク)【日本航空・全日空・タイ航空】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
● タイ(バンコク)~ブータン(ティンプー)【ドゥルック・エアー】
のルートとのことでした。
ブータンが「幸せの国」と呼ばれる理由
眞子さまのブータン訪問について報道される時、「幸せの国・ブータン」と称されていることが多く、
過去に皇太子殿下がブータンを訪問された際には天皇陛下に「夢のような時間でした」とおっしゃったほど。
そんな風に言われるブータンっていったいどんな国なんだろう?と思いました。
ブータン王国は経済的に豊かな国ということではなく、
ただ「幸せ」と感じている人が多いので「幸せの国」と言われるのだとか。
それはブータンが国家理念として提唱している【GNH】に関係しているようです。
GNHとはGross National Happiness の略で、Wikipediaにはこのように記述されていました。
国民総幸福量(こくみんそうこうふくりょう)または国民総幸福感(こくみんそうこうふくかん)とは、「国民全体の幸福度」を示す“尺度”である。
精神面での豊かさを「値」として、ある国の国民の社会・文化生活を国際社会の中で評価・比較・考察することを目的としている。特徴は、国民総生産 (Gross National Product, GNP) や国内総生産 (GDP) との大きな違いである。
つまり、GNPまたはGDPが、計算方法に違いはあっても、或る国の社会全体の経済的生産及び物質主義的な側面での「豊かさ」だけに注目し、その国の国民生活を数値化、つまり「金額」として表現していることを批判するものである。
GNPやGDPに示される或る国の資本主義的価値が、その国の国際的貿易経済での成長指数であるのは明白だが、この数値だけが、その国や国民を、国際社会の中で評価・比較・位置付けする一般的な手段となっていることに疑問視する観点から、国民の生活を、全く別の方向から比較・評価する基準を示すものとして注目され、使用されている。
GNPやGDPでは測れない”豊かさ”・・なかなか奥が深いというか。
「経済成長も重要」
「自然環境や伝統文化、家族や友人、地域の連携との調和がとれたものでなければならない」
たしかに調和が取れていれば、気持ちが安定し幸福感に繋がる気がしますね。
このGNHを最初に提唱したことで、象徴としてブータンが「幸せの国」と言われているみたいです。
しかし、2017年のGNHランキングで1位なのはノルウェーで、その後も北欧の国が割合を占めていました。
自然があって、医療制度や教育制度などの社会保障がしっかりしていて、暮らしやすそうなイメージはあるかも!
で、ブータンは97位ということなので、実際問題としては「やはり豊かさも重要なのかな」と思いました。
(ちなみに日本は51位だそうです。)
眞子さまの帰国までのご予定
5月31日に羽田空港から日本を立たれ、6月1日に現地入りされた眞子さま
ご帰国は6月8日だそうです。
これまでに国王夫妻の歓迎を受け会食をなさったり、「”日本週間”の開幕式典」にご出席、スピーチをされた眞子さまですが、
ご訪問のメインは4日に行われる「花の博覧会」なのではないかと思います。
その後、西岡京治記念館や、タクツァン僧院にも訪問されるとのことで随時ニュースで放送されると思います。
皇室の方として最後のご公務とも言われているブータン訪問、眞子さまのご発言や服装などを拝見し、癒されたいと思います。