2018年8月7日。
暦の上では「立秋」なんだそうです。
翌日からは「暑中」ではなく「残暑」ですよ!
…はぁ?!って感じですよね^^;
今年の猛暑は生命の危機を感じます。
熱中症の初期症状にかかった方を身近にもたくさん見ました。
果たしてこの暑さ、いつまで続くのでしょうか・・?
立秋とは?暑いのになぜ秋?起源や暦が早すぎる理由は?
季節の話題になる時、しばしば登場するのが「暦の上では」という言葉。
「立春」や「立秋」に限らず、なんとなく実際の体感温度よりも
早いと感じるのは私だけでしょうか?
その前に。
そもそも「立秋とは?」というところがいまいち理解できていなかったので
調べてみました。
二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつ
夏が極まり秋の気配が立ち始める日
(夏至と秋分の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立冬の前日までが秋となる)
ということでした。
そして、「立秋」を含む二十四節気が成立したのが中国内陸部で、
その地域の気候は「大陸性気候」で、この時期から気温が下がり始めるそうなんです!
だから「立」「秋」と名付けられている、とのこと。
日本は「大陸」とは真逆、列島ですので中国とは時期のズレが生じるのだそうです。
今日、天気予報を見ていたら、予報士の方がそのように解説されていましたし、
同様の記事も多く存在したので、「そういうことか!」と納得することができました。
(暑さ自体には納得できませんけども。笑)
「四季を大事にする日本」という割に、中国の暦を基準にしているところに
若干の違和感を感じますが、習慣のものですし
日本独自の暦を今から作り直すこともないでしょうね。。
2018年夏、猛暑はいつまで続く?「高温」は何度以上?
暦上は「秋」だとして、
この暑さ、いつまで続くのでしょうか・・?
私が見ていた気象予報の番組(TBS系列)では
「残念ながら今月いっぱいは高温が続きます・・・」と
申し訳なさそうにおっしゃっていました。
連日、40度近く・・
自分の体温以上に気温が高い・暑い毎日において、
「じゃあ高温って何度以上を言うの?」と疑問に思い、気象庁のサイトを確認してみましたら
翌日又は当日の最高気温が概ね35℃以上になることが予想される場合に「高温注意情報」を発表し、熱中症への注意を呼びかけます。
と、定義されていました。
ということは、少なくとも8月いっぱいはたいてい
最低でも35度以上の気温の中生活をしなければならないようです。
おさまるどころか
「チベット高気圧」と「太平洋高気圧」のダブル高気圧の影響により
8月下旬から9月の上旬、再び過酷な猛暑がやってきそうです。
「残暑」だからと油断せず、今後もしばらく水分と塩分を小まめに取る習慣を
付けておいた方が良さそうです。
昨年も同じくらい暑かった?昨年よりも暑い地域は?
ウェザーニュースで「猛暑見解」に関する分布図を見てみたところ
沖縄だけが平年並みで、
北海道と四国(高知界隈)、南九州あたりが「昨年よりやや高め」
その他、本州のほとんどは(9割くらい)「平年より高い」
と記されていました。
たしかに「昔の夏」って
暑かったですけれど、
気分が悪くなったり、
「自分の身体がおかしいのか?」と錯覚するほどの
体調不良・異変って感じなかったと思うのです。
異常気象と一括りにしてはいけないとは思いつつ、
環境破壊な部分においても不安を感じずにはいられませんね。
被災地の大変さも伺えますし、
早く、猛暑が落ち着いてくれるのを願うばかりです。