「もえあがれ~もえあ~が~れ~」
UAさんの声は特徴があって魅力的ですね。
このCMが流れるといつもテレビ画面を見てしまいます。
ところが何のCMかよく分かりません。
LIFULLとは何?何の会社?
気になって調べることにしました。
UAが歌うCMの原曲(元ネタ)はガンダム主題歌「翔べ!ガンダム」
1980年代、ガンダムをご覧だった世代の方はすぐに気づきましたよね。
LIFULLのCM曲が『機動戦士ガンダム』の主題歌「翔べ!ガンダム」であることに。
『機動戦士ガンダム』はガンダムシリーズ第1作として一番最初にアニメ化された作品で、これに派生してガンプラ(ガンダムのプラモデル)が大流行しました。
作詞 井荻麟
作曲 渡辺岳夫
編曲 松山祐士
唄 池田鴻
今回のCM曲は、ピアノとパーカッションのみでアレンジされているそうです。
ピアノ 明星 / Akeboshi
ドラム Yoshimi(BOREDOMS)
唄 UA
【追記】放映期間が終了しました。
同じ曲でもずいぶん雰囲気が変わりますね。
「LIFULL」スタートとは、ネクストから社名変更
では、LIFULL(ライフル)とは何なのでしょうか。
調べてみたところ「株式会社ネクスト」から社名変更されたことを宣伝されるために広告を打ち出されたようです。
2017年04月01日
株式会社LIFULLは、2017年4月1日より社名を「株式会社ネクスト」から「株式会社LIFULL(ライフル)」に変更いたしました。
社名変更と同時にサービスブランドの統合を行い、主要サービスの不動産・住宅情報サイト「HOME’S」は「LIFULL HOME’S」へ名称を変更いたします。
不動産事業、家具・インテリア事業など、暮らしに関わる産業に携わったグループ全体に関わることなので、大きく取り上げられているのだと思われます。
「ホームズくん♪」もこちらのグループ会社であることがわかりました。
【追記】放映期間が終了しました。
新たな社名にはこんな意味が込められているようです。
すべての人生はかけがえのないもの。
そして、すべての人生はもっと輝くことができると思う。
だから私たちは生み出したい。
探し求めている情報との出会いを。
感動を共にできる仲間とのつながりを。
毎日を豊かにするアイデアを。
私たちは、世界中のライフデータを使い、 毎日を豊かに変える、出逢いと発見の場を提供し続けていく。
年齢も、性別も、言語も、国も超え、世界中のすべての人に 安心と喜びのライフソリューションが広がっていくように。「あらゆるLIFEを、FULLに。」 いま、LIFULLという未来が、始まります。
CMのコンセプトを「新入社員がこれから羽ばたいていく」にすることで、会社のリスタートも表現されているのでしょうね。
ちなみにCMのコンセプトについてはこのように書かれていました。
この春大学を卒業し、都内の会社に就職した青年は、第一希望では
なかった今のこの会社でがんばってみようと決めた。
会社の近くの街に引越し、全てが真新しい日々。
初めての風景、初めての上司、初めての失敗、初めての仕事。
今はその新しい世界にわくわくする余裕より、少しだけ不安の方が大きい。 そんな気持ちの朝、雑踏の中を忙しそうに走る。
信号に間に合わず、立ち止まって時間を確認しようと携帯を取り出すと、画面には「 LIFULL」のロゴが。
それを見て何かを決意したような表情で一言。 「走れ!」
世界中のあらゆる「LIFE」を、安心と喜びで「FULL」にし
たい。
世界位置のライフデータベース&ソリューションカンパニーへ。あらゆるLIFEを、FULLに。
http://LIFULL.com/
LIFULL「母から息子へ」篇、出演している青年はUAの息子、村上虹郎
そしてこのコンセプトの中にはもうひとつ仕掛けが施されています。
この新入社員を演じる青年はUAさんの実の息子さん、村上虹郎(むらかみにじろう)さんで、俳優として活躍される息子さんに向けて母親であるUAさんが贈った歌でもあるのです。
母・UAさんから息子・村上虹郎さんへ
UAさんはこの曲をレコーディングされる前に、息子さんである村上虹郎さんがスーツ姿で走っているCM映像を見て
「こんな姿初めて見た。別人みたいやわ。フレッシュマンだわ!」
と照れくさそうに話されたのだそうです。
UAさんもアーティストでない時は、普通にお母さんなんだなぁと改めて思いました(^^)。
そういう想いが込められたCMだと思って見ると、少し見方が変わる気がしますね。
実社会で新生活に飛び込む若者も、村上虹郎さんにもエールを贈りたい気持ちになりました。
大変興味深い記事で感心させられました。
コージー.H 様
ご訪問いただきありがとうございます!
また、ご感想もいただき感謝いたします。
大変励みになりました。
このCM、原曲の良さをつぶしてるとしか思えないですね。
自分はガンダムの初期のファンだっただけに、ガンダムという大事なフレーズを入れずにうたわれることに違和感しかないです。
正直やめてほしいと思ってしまい、CM自体の印象悪いです。
inta様
コメントいただきありがとうございます!
たしかに「機動戦士ガンダム」のイメージからはかけ離れていますね。。
ファンでいらっしゃるのなら尚更違和感を感じられるかもしれないですね(>_<) そして原曲を知らない方が「ああいう曲」だと思ってしまわれるのはもったいない気がします。 選曲理由について調べてみたのですが、そこは見つけることができませんでした。 最近は80~90年代にヒットした曲を別の方がカバーし歌われていることが多いので、名曲たちが改めて見直されているのかもしれませんね。