天皇陛下の退位と皇太子様の即位に関する委員会設置のニュースとともに2019年のゴールデンウィークはカレンダー通りでいくと10連休になる旨が発表になりました。
カレンダー通りに10連休、何の支障もなく休める人ってどのくらいいるんでしょうね。
それから大勢の人が一気に10連休になるメリットって何なのでしょう?←全然理解できない
あれこれ考えてしまいました。
2019年4月下旬ゴールデンウィークは10連休確定!
めちゃくちゃ漠然とした話ですが、国中でいろんな問題がおきる日常において、国の取り決めをすべて任されている行政って大変だなぁって思います。
その分くだらないことに時間をかけているとバカげていると批判されてしまうんですけどね。
「市議会のアメ騒動」なんて良い例ですよね。
以前、勤めていた職場に『出勤するなりポテトチップスをパーティー開けして食べだす人』がいましたが、それとは違うと思うんですよ。
野球選手でガム噛む選手がいるように、自分のパフォーマンスの精度を上げるために”のどを痛めているからのど飴を口に含みながら答弁”はそこまで悪だとは思わないです。
話がそれましたがw
政府は先々のことも見据えて動いていただかなくてはならない訳で。
平成の終わりとともに次の時代に向けて動いておられるのでしょう。
何しろ生前退位の経験者はいないですから。
政府は12日午前の閣議で、天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴う一連の儀式を統括する式典委員会を内閣に設置することを決めた。
その過程において、2019年のゴールデンウィークは10連休確実!ということになったようです。
10連休できる人とメリット、大半の人は「何をすれば?w」
まず10連休休める人ってどんな人だろう・・って考えました。
すぐに思いつくのは公務員やメーカー系など休日規定がカレンダー通りな会社ですね。
いわゆる大手。
悪い言い方をすると顧客のトラブルにすぐに対応できなくても、一気に経営難に陥るリスクがない会社。
サービスが多様化してきて少なくなってきているとはいえ、まだまだ土日祝日がお休みの会社は多いと思います。
給与支給などの条件はさておき、「休める」ということだけにフォーカスすれば、日本人で休める人は比較的多いのではないかと思います。
次に連休のメリットについて考えてみました。
・体調不良の人が中途半端に勤めなくて良いのでじっくり休める
・1~2日では行けないようなところに出かけることができる
・全国的にイベントなどの催しが増え、楽しみ方がいろいろある
・・・くらい?
自分がいかに連休に興味がないか気づくことができました(笑)。
イベント等が増え経済効果があれば、それは素晴らしいとは思うのですが、基本的に『みんなが休みの時にわざわざ人が混み合う場所に行きたくないタイプ』の人間の私としては、「そんなに休みをもらっても家に引きこもるしかないんですけど」って感じです。
10連休で困る人もいる
前出のとおり10連休を決めた委員会の方々、公務員の方々はたいていカレンダー通りにお休みだと思います。
しかも公務員なら月給制でしょうから、休みだからって収入も変わりはありませんよね。
それなりに高給な人は10連休もあれば、海外でもどこでも行けると思います。
しかし、今って「働き方改革」とかってドヤ顔で言ってるのも政府ですよね?
イマイチその”働き方”について定義されていないので、何がどうなったら『改革された』ことになるのかもちっともわかりませんが、少なくとも現段階で”出来高重視の雇用”、つまり拘束時間に関係なく収入が補償される働き方ってほとんど無いのではないかと思うんですよね。
出来高とか能力を評価して対価を支払おうとするならば、査定する側にもスキルが必要だし、結局ベースは時間給雇用だと思うんです。
フルタイムで働けない場合、月給制ではなく時給制にしている起業がほとんどでしょう。
だとしたら。
時間給で働く人が増えている中での10連休って逆に酷くないですか?
有給休暇は出勤日を休みにすることで発生するものであり、職場自体が休みになってしまったら収入を増やす術はありません。
また、営業する職場であっても、一緒に働く人の家族が10連休に関わる生活環境だったとしたら、必然的に影響が出ますよね。
学校が休みになると子どもが家にいる→パートタイマーの主婦で働けなくなる人が増える→そうでない人への負担
とか。
他にも職場が休みになることで納期などが早まる、という事態も起きますよね。
休みが増えても業務量は減らないのに、休日になるために給与は減るって、全然有り難くない。
政府ってそこまで考えてるんですかね?
あと数ヶ月で平成が終わることが決まっていて、皇太子様が天皇に即位されることも明らかだった訳ですが、祝日のことなんて全然考えていませんでした。
もうちょっと一時的な連休のこととか、そういうことでなく国民の生活に寄り添っていただきたいものです。