つい最近までコートをはおっていたのに、気づけばもう5月。

日本では気候が良いので過ごしやすく、

ゴールデンウィークGWもあるので行楽シーズンでもありますね。

私はどちらかといえば桜より新緑の季節に散策するのが好きなので

この時季がめぐってくるのがとても楽しみです。

先日出かけた、京都岡崎周辺、特に琵琶湖疏水の景観が

とても素敵だったので、ご紹介したいと思います。

有名料亭が営むスフレのお店も見つけました!

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京都・岡崎ってどの辺り?

 「岡崎」って、京都に住む人にとっては当たり前にある地名ですが

地方から観光に来られる方々は観光名所の名称で覚える印象なので、

「祇園」「河原町」と比べると地域名としての知名度はそれほどでもないのかな?という印象です。

平安神宮

京都市美術館

京都市動物園

ロームシアター京都(旧 京都会館)といえば

「あぁ!あの辺りね」とわかる方も多いのではないでしょうか?

Wikipediaには

岡崎(おかざき)は、京都府京都市左京区の南部に存在する地域(広域地名)である。
ここではおおよそ、左京区内の「岡崎」を町名に冠する地区の総称として用いる。

と書かれています。

改めて調べてみると、広域地名で場所を呼ぶのもですが

京都市内は通り名の組み合わせで場所が特定できるようになっていたり、

独特な土地柄なのかな、と感じました。

京都なのに琵琶湖?疎水とは?

 岡崎の中心辺りに行くには、バスが一番便利だと思います。

ですが、先日は散策が目的だったので、

あえて地下鉄東西線を利用し、蹴上駅から琵琶湖疏水記念館に向かって歩くことにしました。

「琵琶湖」は滋賀県にある大きな湖です。

京都の中心になぜ琵琶湖?・・と思いながら歩いていると

その経緯について書かれている看板を見つけました。

 目的を持って、他の水源(琵琶湖)から水を引くために土地を切り開いて作る水路のことを

疎水】または【疏水】と呼ぶ、日本3大疏水のひとつなのだそうです。

(あとの2つは郡山と那須塩原)

京都では、疏水の水力で新しい向上を興し、船で物資の行き来を盛んに!

と計画されたのだそうです。

関西(滋賀県民)あるある?で

 

「滋賀県の人は何かあるとすぐ”大阪や京都の人が水に困らないのは

滋賀(琵琶湖)のおかげ”とか”水止めちゃうよ~”的なこと言うよね」

 

というのですが、

当時はまんざら間違っていなかったことになりますね。笑

結果的に、水力発電を採用し、工場が生まれ、

電車も走り出し、京都は活力を取り戻したのだそうです。 

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琵琶湖疏水関連の名所・有名ロケ地も

 滋賀から京都に水を通すために様々な工夫がなされているため

現在、その景観には情緒があります。

元々山を切り開いていることもあり、周りは自然も多く

見ていてとても癒やされます。

滋賀側にも桜の名所として有名な場所があります。

これは大津市にある三井寺のそばの景観なのですが、

普段人通り少ないこの地域が桜の季節になると人が溢れます。

ここからトンネルを抜け、京都まで水が流れていく訳ですね。

 

 さて、京都側の話に戻りますが、

蹴上駅を降りて少し歩くと「ねじりまんぽ」という

レンガを斜めに積み上げることで壁がねじれているトンネルがあったり、

道なりに歩くと疏水を利用する船の蹴上インクライン

(舟運ルートの一区間をなす傾斜鉄道)

インクラインの台車や積荷を見ることができます。

その先には「琵琶湖疏水記念館」があり、

その関連資料を見ることができます!

入館はなんと無料!!

館内でひと休みしながら歴史に思いを馳せてみるのも一興ではないでしょうか。

 

また、ゴールデンウィーク中は

『岡崎 わかば回廊 十石舟めぐり』が開催されていて

十石舟に乗りながら新緑を満喫することができます!

乗り場は琵琶湖疏水記念館のすぐそばで、

運行コースは南禅寺船溜りから夷川ダムの往復

料金は

・大人(中学生以上)1,200円

・小人(小学生)     600円

・幼児(3歳以上)  300円

・3歳未満(座席不要)無料

※大人(保護者)と小学生1名親子で1,000円

という、と~ってもお得になるチラシがあるので、

疏水記念館などで探してみてください。

期間は5/6(日)までです!

 

 それから有名なロケ地というのは、

だいぶ南禅寺側になるのですが、水路閣という名称があります。

 見覚えがある方が多いのではないでしょうか?

京都の名所が出てくるサスペンスでは

「人目につかないところに呼び出される」という設定の時、

ここが使われるイメージです。

よく脅されたり、殺されかけたりしますw

メインキャストの方があれこれ推理する時などにも登場していると思います。

この水路閣から南禅寺を抜け、さらに北に向かっていくと哲学の道に出ます。

体力がある方はぜひ足を運んでみてください^^

料亭内にあるスフレ専門カフェがおすすめ

 散策のゴールは 、再び岡崎の中心へ。

南禅寺や哲学の道あたりからは、かなり移動することになってしまうのですが、

そうまでしても口にしたくなるのが↓こちら↓のスフレ

 

京都の料亭「六盛」さんが営むカフェで

以前は六盛茶庭というお店でしたが、

現在は京料理 六盛の1階

「スフレ&カフェコーナー」で食べることができます。

こちらのスフレがとにかく美味☆

いろんなフレーバーがあるのですが、

シンプル好きな私はいつもバニラを選択します♪

予約不可なので、ちょっと並ばないと難しいかもしれませんが、

ぜひとも召し上がっていただきたいです。

 

 今回ご紹介しなかった神社仏閣(平安神宮や南禅寺)、美術館の数々、

動物園も入れると、岡崎は見どころがたくさんありすぎて

1日では回りきれないので、ポイントを絞って散策されるか

2日くらいかけて観光されることをおすすめします。

皆さん、素敵なゴールデンウィークをお過ごしくださいね。

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