2017年3月17日、Mステに出演していた尾崎裕哉さん。
尾崎豊さんの息子さんですね。
先日出演された時はご自身のオリジナル曲『サムデイ・スマイル』を歌われましたが、次回の出演では父である尾崎豊さんの名曲「卒業」などを歌うらしい!ということが分かりました。
尾崎豊の息子・尾崎裕哉(おざきひろや)のプロフィール・略歴
尾崎 裕哉(おざき ひろや)
生年月日:1989年7月24日
出身地:東京都荒川区
血液型:O型
お父さんの尾崎豊さんが亡くなられたのが26歳で、当時裕哉さんはまだ2歳だったということは、尾崎豊さんの年齢を越されたことになりますね。
その後5歳でお母様と渡米、アメリカンスクールを卒業し、高校入学のために帰国されるまでボストンで過ごされていたそうです。
日本にはいなかったのですね。
そして2008年、社会起業家を目指すために 慶應義塾大学環境情報学部に入学、大学院にも進学。
幼くして父親を亡くされているからか、考え方がとてもしっかりしていて、10代の時からしっかりと将来を見据えてビジョンを明確にされていたことが分かりますね。
凄いなぁ。
尾崎裕哉の音楽との関わり方
3月22日にCDをリリースされた尾崎裕也さん。
やはり音楽の原点は父親、尾崎豊さんなのだそうです。
当然といえば当然なのかもしれませんが。
幼少期から繰り返し聞き続けていたそうです。
そして、芸能活動を本格的に始められる前の2004年、 2005年には、尾崎豊トリビュート・アルバム『”BLUE” A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI』『THE JAPAN GOLD DISC AWARD 2005』に“HIRO”という芸名で、須藤晃の息子・Tomi YoとCrouching Boysのメンバーとして参加し、「15の夜」を歌われたとのこと。
また、大学院在学中にはinter FMでラジオのパーソナリティーをされていて、その際「I LOVE YOU」をカバーしたことが情報番組でも伝えられていたように思います。
その時の動画がこちらです。
(※基本的に動画はリンクにしてありますので、リンク先にてご確認をお願いします)
『歌:尾崎裕哉』という表記が出なかったら、普通に尾崎豊さんの曲をBGMとして流しているだけだと流してしまっていると思うくらい似ていますね。
もちろん「遺伝」なのでしょうけれど、幼少期から繰り返し聞き続けるということで、歌い方までも自然に身につき、模倣的になっているところもあると思います。
ビブラートとか、歌い出しが母音「あ」の時の発生の仕方とか、本当にそっくりですよね。
(2016年9月19日MUSIC STATION ウルトラFESで披露した「I LOVE YOU」)
豊さんの、直接心に訴えかけてくる叫びのような歌声に比べると、裕哉さんの歌い方は優しく語りかけてくるクリアな感じですが、ふとしたところが似ていて、ファンだった方は思わずグッときてしまうのではないでしょうか。
(尾崎豊さんの「I LOVE YOU」ライブバージョンはこちら)
親子で唄っていたらどうだっただろう・・と思わずにはいられません(>_<)。
裕哉さんの音楽を聴いて、純粋にファンになった人もいるでしょうけれど、何人かはやはりお父様である豊さんの面影を求めてライブに来る方もいらっしゃるのではと思い、裕哉さんへの過去のインタビューを探してみました。
「たぶん尾崎豊は、最初は“売れること”をそこまで期待されていなかったから、そんなに考えてなかったんじゃないかな、と思うんです。だから、作りたいものを一生懸命作ろうとしていたんだと思う。でも僕は、多くの人に届けることを目標にして作っているから、そこでの違いはあると思います」
「僕のことを知ってくれるきっかけが“尾崎豊の息子”でも、僕の歌でも、それはどっちでも良くて。僕にとっては、いかに知ってもらえるかが直近のゴールであり、必達点なんですよね」。
「僕の曲を聴いた方は、どこかに“尾崎豊的な部分”を見つけちゃうと思うんです。でも結局は、まず僕がいいと思わないといけないわけで、そこをクリアした曲をどう判断するのかは、聴いてくれた人たちの自由ですよね。尾崎豊が好きなのか、尾崎裕哉が好きなのかは、それぞれが洋服のブランドを選ぶのと同じかな」。
こういう考えに至るまでにはいろいろ考えられたことも多かったと思います。
でもしっかりご自身のことを分析できていらっしゃいますね。
それを踏まえてした発言がプロ意識としても、尾崎豊さんの子供としても素晴らしすぎます!
「勝負するべきはライブと一緒。ライブは、目の前のお客さんを涙させることができるかどうかという、一対一の向き合いだと思うんです」
『父が成し遂げられなかったことを果たしたい』
自身の個性にたどり着くまでに悩まれたことがあったのかは分かりませんが、『音楽』に真摯に向かわれている姿やお父様への深い愛情が感じられました。
とても魅力的な方ですね。
ひとつひとつ夢を叶えていただきたいと思います。
本格的に音楽活動を始動されたのは、どうやら昨年2016年。
『始まりの街』をデジタル配信でリリースされました。
そして、2017年3月22日にようやく4曲入りSINGLE『LET FREEDOM RING』のCDリリース
やはり、要所要所に”尾崎豊”を感じます。
2月から始まった初のライブツアーも無事成功されたとか。
これからの音楽活動、次のツアー発表も気になります。
3月31日Mステ出演!父尾崎豊「卒業」を含むメドレーとは?
3月31日19時から、テレビ朝日系で放送されるミュージックステーション(卒業)3時間スペシャルに出演される尾崎裕哉さん。
番組案内には
「尾崎裕哉は父の代表曲「卒業」含むメドレー!」
と書かれています。
「卒業スペシャル」なので当然の起用とも言えますね。
尾崎豊さんの「卒業 – GRADUATION」ライブバージョンは番組などで特集が組まれる度に放送され、”ファンの方々と一緒に歌う光景”が本当に素敵なので、Mステの生歌にも期待が高まります。
気になるのは「メドレー」の部分です。
ご本人のオリジナルを含むメドレーなのか、尾崎豊さんの名曲を何曲か歌うという意味なのでしょうか?
だとしたら何を歌うのかも気になります!!
”卒業世代へ向けた歌”ということなら「15の夜 – THE NIGHT」や「十七歳の地図 – SEVENTEEN’S MAP」でしょうか。
それとも、これまでに何度もカバーされている「I LOVE YOU」でしょうか。
以前ロックフェスで「シェリー」を歌われた時、声や歌い方があまりにも似ていて、観客側がざわついているのが分かる映像もあったので「シェリー」も聞いてみたいです。
個人的には「OH MY LITTLE GIRL」「僕が僕であるために」が聞きたいのですが、”卒業”のイメージはないですよね・・
(別のイベントで尾崎裕哉さんが「僕が僕であるために」を弾き語りされた時の映像など、尾崎豊さんの音源をまとめた動画もリンクしておきます。)
初ライブツアーが終わり、ライブやイベント日程は発表になっていませんが、CDがリリースされたばかりですので、メディア活動は続くみたいです。
事務所TOY’S FACTORYのサイトへはこちらからどうぞ。
まずは31日(金)の19時を楽しみに待とうと思います。